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ついに、関西私鉄初 ホームドアが阪急十三駅に!!ホームドアがなかなか設置されない理由とは!?

ついに、関西私鉄初のホームドアが阪急十三駅に設置されます。とはいっても、2020年ごろです。設置されるのは、神戸線はなく、宝塚線と京都線だということだそうです。

この記事が出されたのは、十三駅に人身事故が起きた翌日。やはり、少しでも早く設置して、人身事故を防いでもらいたいですね。

そのうち詳細がどんどん明らかになるのを待ちたいですね。

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ホームドアがなかなか設置されない理由

ホームドアがなかなか設置されない理由がいくつかあります。

  1. ホームドアがあまりにも高価であるため、金銭的な問題
  2. ホーム自体の改造が必要であるなどホームドアへの制約が厳しいこと
  3. 車両のドア位置が異なること

1について。とにかくホームドアは高い。鉄道会社だけでは賄うことができません。
ですので、国や都道府県、市町村の補助金を受ける必要があり、その調整に難航しています。

2.について。ホームドアを設置するためには、それを支える構造物がホーム側に必要です。
新設駅のホームなら、最初からホームドアの設置を考えた上での設計の元、建設することができます。しかし、既存駅のホームでは、あとになってホームドアの計画がなされているのがほとんどです。

ホームドアは大変重いので、重量に耐えられるよう、ホームを補強する必要が出てきます。その間も電車を運行させなければなりません。
また、設置スペースの確保も必要になってきます。利用者に不便がかかるので、鉄道会社としてもなるべく敬遠したい理由となっています。

3.について。鉄道会社によっては、一両の長さやドアの数・広さ・位置などが異なるさまざまな車両が用いられています。
ですので、乗り降りの位置が固定されている既存のホームドアでは、さまざまなドア位置への対応が不可能です。

最近ではさまざまなホームドアの実験が進んでいて、この問題もまもなく解消されるのではないでしょうか。




阪急電鉄は関西の大手私鉄で初めて、線路への転落を防ぐホームドアの設置に乗り出す方針を固めた。第1弾は十三駅(大阪市淀川区)で、投資額は10億円前後の見通しだ。視覚障害者らがホームから転落し、列車にはねられる死亡事故が全国で起きており、他の私鉄が追随する可能性もある。

十三駅の京都線や宝塚線のホームに設ける予定で、2020年前後の完成を目指す。整備費の3分の1程度を、国の補助金で賄うことを計画している。国土交通省が12月上旬にも補助を正式決定する方向で、その後に着手する。
十三駅の利用者は1日あたり約7万5000人(2015年、平日)で、阪急の駅では5番目に多い。阪急は乗降客の多い他の主要駅にも一定程度、整備を拡大したい考えだ。
今年10月には近鉄大阪線の河内国分駅(大阪府柏原市)で、視覚障害者の男性がホームから転落し、列車にはねられて死亡した。東京メトロ銀座線の青山一丁目駅(東京都港区)でも、8月に同様の事故があった。
ホームドアは停止車両の扉と同じ位置に仕切り用のドアを設置する必要があり、車両の規格の違いや高額の設置費がネックとなり、整備が遅れている。国土交通省によると、3月末現在で全国約9500駅のうち、ホームドアの設置は約7%の665駅にとどまる。

2016年11月12日付 読売新聞より引用

ここで、Twitterでどんな反応が出ているのかを見てみましょう。

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